次の大雪 ? に備えて
2014年 12月 09日
■ 12月9日 昨日は思いがけない晴天になってくれたお陰で残っていた外の仕事が
出来ました。今日も曇りの予報?。 そして明日は晴れるような予報。
残してある冬越しが出来ないハウス4棟の被覆を外したいと思っている。
昨日から一部その為の準備に入っている。今日は出荷後残りのハウスも
準備し、明日は一気に外したいと思っている。
■ 冬越しのハウス4棟は、そのための準備もほぼ終っているので中にあるマリーベールが
この後どの位開花してくれるか? 楽しみ。
予報ではこの週末からかなり強い寒波が来るとのこと。数年前の『クリスマス豪雪』が
思い出される。あの雪はとにかくすごかった。県道からハウスまで約100mほどの
距離しかないのだが、ハウスまで辿りつくのに1時間ほど掛かってしまった。
おまけに除雪機も受け付けない湿った雪だった。近隣で多くのハウスが潰され、大変な
被害があった。幸い我が家は被害は無く守りきれたが、正月返上でハウス周りの除雪に
追われ過ごした事は忘れられない。
あの大雪の後、除雪機をひと回り大きなものにしたが雪の質によっては果たして
どの程度対応できるのか? やってみなければ判らないのが現実。
■ 今シーズンの出荷は残り少なくなって来ました。ハウスに残っている量も僅かになり
寂しさを感じながらの作業の毎日が続いています。
こんな季節になると、様々な話がいろんな方から聞こえてきます。
『昨年より1000本植付を減らしたのに出荷量は変わらず、販売額は増えた。』
『トレイ10枚(1280本)減らしたが出荷量は昨年より多かった。しかし
販売額は少し足りなくなりそう。』人それぞれの結果が聞こえてくる。
その中で少し気になる事
植え付け本数を減らしている話が多いこと。増やしている人は少なく、それで
販売額だけ確保した結果が多く聞こえる。要するに単価頼みの商売になっている事。
価格頼みの商売の危うさを日頃から感じている私にとっては今後が少し心配。
需要の状況と生産量の適正化を産地は考えるべきだと強く思う。
需要期を外し、如何でも良い時期にダブつかせる。そしてその原因を天気のせい?
にする。また産地間のぶつかり合い。各産地が自分達の『ポジション』をしっかりと
考え、生産出荷していればそんなに起こることの無いはずの現象。その結果
潰しあいになり、果ては使ってくれるお店に大きな迷惑をかけてはいないか?
産地間の競争、ぶつけ合いで終っている内はまだ良いのかもしれないが、安定しない
生産量にお店が嫌気を刺してきた時、また何時かのような淋しい時代を迎える事に
ならないか? 冬場産地のことは私には判りもしないが、私たち夏場産地の生産は
反省すべき点があるように思う。夏場産地が不安定な出荷を繰り返している事が
冬場産地の早期出荷を呼んではいないか? その結果のぶつかり合いになっては
いないか? 自分達の『ポジション』をもう一度考えてみる必要があるのでは
ないかと思う。 『井の中の蛙』の心配かも知れないが・・・・・・・。
■ 私は今シーズン、昨年までの作付けと大きく変えた。6月の出荷量を減らし(30%)
その分を7、8月に出荷するようにした。9月10月はほぼ従来通りにした。
11月の2番花出荷は昨年より大きく減らしてしまったが、今期の自分の計画に
対して出荷量で98% 販売額で101%になりそう。
その過程で身体が楽になった時期と、多少辛い時期もあったが計画はほぼ達成
できたし、月毎の出荷もほぼ計画通りの出荷になった。出来が悪くハウス2棟分
ほとんど採花しないで捨てたのもあったが、結果には〇印を点けてやりたいと
思っている。
これから冬の期間もう一度今期の検証と、来期の計画を練っていくつもり。
特に大事なスタッフを二人失ってしまったことの対策は頭が痛い。しかし生産量を
減らすつもりは無い。仕事の組み換えと新規の人員をどうやって確保するか。
これからの仕事になる。
出来ました。今日も曇りの予報?。 そして明日は晴れるような予報。
残してある冬越しが出来ないハウス4棟の被覆を外したいと思っている。
昨日から一部その為の準備に入っている。今日は出荷後残りのハウスも
準備し、明日は一気に外したいと思っている。
■ 冬越しのハウス4棟は、そのための準備もほぼ終っているので中にあるマリーベールが
この後どの位開花してくれるか? 楽しみ。
予報ではこの週末からかなり強い寒波が来るとのこと。数年前の『クリスマス豪雪』が
思い出される。あの雪はとにかくすごかった。県道からハウスまで約100mほどの
距離しかないのだが、ハウスまで辿りつくのに1時間ほど掛かってしまった。
おまけに除雪機も受け付けない湿った雪だった。近隣で多くのハウスが潰され、大変な
被害があった。幸い我が家は被害は無く守りきれたが、正月返上でハウス周りの除雪に
追われ過ごした事は忘れられない。
あの大雪の後、除雪機をひと回り大きなものにしたが雪の質によっては果たして
どの程度対応できるのか? やってみなければ判らないのが現実。
■ 今シーズンの出荷は残り少なくなって来ました。ハウスに残っている量も僅かになり
寂しさを感じながらの作業の毎日が続いています。
こんな季節になると、様々な話がいろんな方から聞こえてきます。
『昨年より1000本植付を減らしたのに出荷量は変わらず、販売額は増えた。』
『トレイ10枚(1280本)減らしたが出荷量は昨年より多かった。しかし
販売額は少し足りなくなりそう。』人それぞれの結果が聞こえてくる。
その中で少し気になる事
植え付け本数を減らしている話が多いこと。増やしている人は少なく、それで
販売額だけ確保した結果が多く聞こえる。要するに単価頼みの商売になっている事。
価格頼みの商売の危うさを日頃から感じている私にとっては今後が少し心配。
需要の状況と生産量の適正化を産地は考えるべきだと強く思う。
需要期を外し、如何でも良い時期にダブつかせる。そしてその原因を天気のせい?
にする。また産地間のぶつかり合い。各産地が自分達の『ポジション』をしっかりと
考え、生産出荷していればそんなに起こることの無いはずの現象。その結果
潰しあいになり、果ては使ってくれるお店に大きな迷惑をかけてはいないか?
産地間の競争、ぶつけ合いで終っている内はまだ良いのかもしれないが、安定しない
生産量にお店が嫌気を刺してきた時、また何時かのような淋しい時代を迎える事に
ならないか? 冬場産地のことは私には判りもしないが、私たち夏場産地の生産は
反省すべき点があるように思う。夏場産地が不安定な出荷を繰り返している事が
冬場産地の早期出荷を呼んではいないか? その結果のぶつかり合いになっては
いないか? 自分達の『ポジション』をもう一度考えてみる必要があるのでは
ないかと思う。 『井の中の蛙』の心配かも知れないが・・・・・・・。
■ 私は今シーズン、昨年までの作付けと大きく変えた。6月の出荷量を減らし(30%)
その分を7、8月に出荷するようにした。9月10月はほぼ従来通りにした。
11月の2番花出荷は昨年より大きく減らしてしまったが、今期の自分の計画に
対して出荷量で98% 販売額で101%になりそう。
その過程で身体が楽になった時期と、多少辛い時期もあったが計画はほぼ達成
できたし、月毎の出荷もほぼ計画通りの出荷になった。出来が悪くハウス2棟分
ほとんど採花しないで捨てたのもあったが、結果には〇印を点けてやりたいと
思っている。
これから冬の期間もう一度今期の検証と、来期の計画を練っていくつもり。
特に大事なスタッフを二人失ってしまったことの対策は頭が痛い。しかし生産量を
減らすつもりは無い。仕事の組み換えと新規の人員をどうやって確保するか。
これからの仕事になる。
by taka1562t
| 2014-12-09 06:47
| かすみ草