カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

カスミソウの減臭処理

■ 1月15日 大宰府天満宮の梅が開花したと言う。ニュースで流れていた。
        梅は『香り』と言い、『臭い』と言う人はいないように思う。
        またバラも然り。
        
        但しカスミソウは『香り』ではなく『臭い』と言われていることが
        多い。
        臭いも香りも本来同じ要素のはずなのだがその言葉の違いはその発する
        物の価値を大きく分けているように思う。

■ 昨年からミヨシ、クリザール社が協力してカスミソウの減臭化に取り組み努力している。
  私もミヨシの協力を得て試験的に取り組んできた。しかし販売結果にその効果は必ずしも
  反映しているとは言えないのが現状。
  各産地の限られた生産者が採算度外視で取り組みを続けてくれている。これは嬉しい。

  採算を度外視してまでなぜこんな取り組みを続けるのか?
  それは『カスミソウは臭い』と言われ続けた事。そのため場合によっては使えないと
  される場所があったこと。
  
  私も次のような経験がある。
  知り合いに依頼され都会に住む方にカスミソウを2束贈ったことがある。
  『カスミソウが大好き』と言う先方から丁重なお礼の電話を戴いた。私も嬉しかった。
  その後しばらくして依頼主から連絡があり『あんたのカスミソウは臭くて部屋に
  置けないそうなのでもう頼まない』との話。 悲しかった。そのあとその方からは
  カスミソウが欲しいと言う話は無い。

■ カスミソウを『無臭』にしたり、『香り』と言われるようにすることが出来るかどうか
  それは判らないが、せめて『ニオイ』と言われず、邪魔にされないようにすることで
  カスミソウの入っていける場所は必ず広がっていくと信じているから。
  市場の方々、お店の方々の意識も変えて戴かなければならないし、何より産地の意識を
  変えていかなければこの試みは徒労に終ってしまうかも知れない。
  それはカスミソウの未来を狭めることはあっても広げることはないと思う。
  ひいては自分たち生産者の未来も狭いものになっていく可能性があることを私は真剣に
  考えたいと思っている。

  各地で挑戦している生産者の皆様の力を合わせて、『新しい波』を起こせることが
  出来れば必ず未来は広がり、明るいものになっていくと思う。
  そしてミヨシ、クリザール社の更なる努力、広報活動にも期待したい。

  カスミソウの未来のために。

  ただの『添え花』なく、カスミソウだけの花束を抱えたお客様が店頭に溢れる、そんな
  景色を見たいと思っている。











  
  
  
[PR]
by taka1562t | 2015-01-15 09:27 | かすみ草