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2008年1月1日開設


by taka1562t
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8月末 我が家の結果

■ 8月31日 8月末までの我が家の結果がまとまった。
         様々な事があった割には良い結果に見える。

■ 8月末までの結果

  出荷箱数 前年対比 105%
       計画対比 100% (前年より増に見た)

  販売額  前年対比 100%
       計画対比 103%

       昨年の8月末までの販売は『出来過ぎ』と見て、計画段階でケース当り
       単価を下げて見ていたため箱数100に対して販売額が103になった。
       (箱単価は下っている)

  但し、これには他の要因の方が大きいと見るのが妥当かもしれない。

  ① 試作系統 Mの株当り切り上げ本数が多く箱数が大きくなった事。
  ② M の販売が各市場担当者様の努力により想いのほか良かった事。
  ③ 染加工品を定期で御注文戴き対応できた事。
  ④ 出荷数の波が少なく休むことなく出荷できた事
  ⑤ 開花時期の気候と作付け品種(系統)が比較的上手くマッチングできた事。
    
    他にもあるのかもしれないが思い当るところは以上の様に思える。

  ※ ちなみに我が家では6月中旬以降今日まで枝規格用を除きアルタイルの
    出荷は無い。 その様にした要因は7月中旬以降8月開花のアルタイルの
    小輪化を回避する為であり、この時期は他の系統の方が優れた特性がある様に
    想っていた事により他の系統に移行した為。
    移行した系統(品種)では試作系 M とスターマインが特に優れていた
    ように想う。(花色が白く濁りの無い様が気に入っている)

■ 品種の偏重は偏重品種そのものを潰し、ひいてはカスミソウ全体を殺しかねない。
  増してや偏重は出荷量の極端な増減を生み、価格の波を大きくしかねない。
  その結果、各お店の販売品目から外されカスミソウの生きる場所を狭くして行く
  様に思える。 その品種を買い続けたお店、売り続けた市場。
  価格に目がくらみ作付けを片寄せた生産者。 各段階にその責任はある。
  そんな気がしている。

  BFの最後。ユキンコの終末。同じような事が今起きている事を生産者、市場は
  考える時に来ているように想う。 もしかするともう遅いのかも知れない。

  それでも私は『カスミソウが好き』だから作り続ける。
  但し、次の時代の品種(系統)を常に追い、求めて行きたいと想う。

  そんな仕事をしてくれる種苗メーカーさんが私の宝物。
  そんな品種の販売に努力してくれる市場さんは私の財産。

■ たおやかに折れることもなく、濁りなく、ただ『白い花』
  目立つ事も無く、邪魔する事も無く、隙間を埋める。
  そんなカスミソウが好き。



  
 
 
 
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by taka1562t | 2016-08-31 23:09 | かすみ草