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2008年1月1日開設


by taka1562t
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スターマイン花芽分化 ?

■ 3月24日 昨日夕方、スターマインの株を見回ったところ花芽分化の兆候が見え始めてきたようだった。手元にメガネも無かったので今日、再度見直すつもり。但し比較的高い葉段数での分化のようにも見えたので今後の最終茎数整理には注意を要する。出来るたけ低い段数で分化した茎を残し、高い段数の物は間引きし最終本数を確保したいと思う。(13段以上の物は全て間引くか他に茎が無く残さなければならない株については2本限定の高節位ピンチで下位のサイズを狙うしかないものも出てくるかもしれない。)

■ ホワイトロードの枝掻きをしました。生育の早いベットはネットの上に枝が伸び、込み合ってきたのと仕事がしやすいこの時期が最適と判断し実行。ついでに遅れているベットの茎数を強制的に減らし残った茎に『チカラ』が集中するであろうことを狙っての仕事ですが、果たして自分の希望に合った結果になってくれるかどうかは、これからの経過を見なければ判らないのが現状です。

■ 試作品種の内3系統に花芽分化の兆し、但し13段から15段での分化。。現在草丈30cm弱。開花時の予想草丈は150cmを越すような勢い。春の促成に使用するのは明らかに無理なように感じる。但し、夏の高温時の栽培には最適かも知れないとも思える。仕上がり段数が多いだけ管理の仕方によっては2Lサイズを採った後の枝サイズ(S 2S)の確保はしやすいかも知れないとも思える。現在株当り本数は8本にしてあるが半分の4本にした場合の枝サイズの品質、花の質等を比較検討してみたいと思っている。主茎数が少ない方が枝サイズの草姿が良くなることは容易に想像がつくのだが、花一輪毎の品質はどうなるか? これは仕上がってみなければ判らない。様々な事を試しながら注意深く見て行きたいと思う。未だ花芽分化に至っていない系統はこれからどの位の段数で何時頃分化してくれるのか楽しみでもあり、今回の自分の試作目的から益々離れて行く様で淋しさもある。

■ 近年の種苗メーカーさんが提案する系統は総じて『夏場に2Lサイズが採りやすいもの』に偏向しているように見える。果たして以前主流だった系統の反省が生かされているのかどうか?疑問に思う。それは『何時 何処で 誰が どの様な管理をしてもほぼ仕上がりに差の無い 〇〇〇コがあった』おまけに大きいサイズが採りやすかったため、使う方の希望とは合わないサイズの集中出荷を繰り返し、出荷量の波を大きくし、価格を乱高下させた。生産者が『楽な栽培』をすることを可能にしてくれた功績は大きかったかもしれないが『サイズ偏重栽培』に陥り、花品質、使いやすさ等々は見過ごされてしまっていなかったか? 今一度考えてみたいものだと思う。品種、系統にはそれぞれの特徴、個性があって採花、出荷時期により最適と思われるものを産地が主体的に見つけていくことも必要だと考える。それは産地の場所、栽培する人の管理、または使う人の希望とのマッチング、等々様々な要因で選択されるべきであり単一系統(酷似系統)で賄いきれる物ではないように思う。価格狙いの選択、栽培をしたい気持ちも理解できないではないが相手方『使う人の希望』とのマッチングをより重視してみる事も必要ではないかと思うのは私の『偏見』か?








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by taka1562t | 2017-03-24 04:58 | かすみ草