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<   2009年 11月 ( 4 )   > この月の画像一覧

出荷は続く

■ 11月29日  本日11月最終出荷日 少量づつながらフルメンバー出荷

■ なんともすごい11月の相場だった。 エルフでケース底値800円から高値7200円まで。
  僅か半月の間の出来事。 私は1本単価で考えることは普段しないのだが今回は
  計算してしまった。 2L1本底値40円 高値345円まで。 もちろん瞬間の出来事か
  何かの間違いか? それとも気が狂ったか?
 
  消費サイドに大きな変化が起きているとも思えず、おそらく生産側の原因であろうと思う。
  夏場に高騰し、9月下旬から長期の低迷、そして最近の馬鹿値段。
  夏産地にしても、冬産地にしても何を考えて作付けしているのか? 理解に苦しむ。
  それぞれが自分達が生産出荷すべき時期と量に対する考えをしっかりと持って仕事を
  していてくれればこんな1年にはならなかったはずだ。
  ましてカスミソウを真剣に扱って下さるお店の方々に掛けたご迷惑は計り知れないこと
  だろうと思う。生産者の一人として本当に申し訳なく思います。

■ 昨年10月に大量の出荷があった。 そして11月に品薄を起こした。 まさか2年続きで
  そんなバカな作付けはしないだろうとは思ったが念のため2棟だけ11月用に作付けして
  おいた。 おそらく無駄になるだろうと思いながらの仕事だった。 11月中旬まで順調な
  出荷が続いていたようなので、心配は無用だったかと思ったとたんに激減との情報。
  『何してんだよー』と思った。 高冷地出荷が続く10月にあれほど出荷しながら
  11月下旬の激減とは何を考えた作付けなのか。 それとも他産地潰しか?
  自分達さえ良ければお客様のことなどどうでもよいと考えたのか? 理解に苦しむ。
  
  結果何が残るのか。 カスミソウ生産者ならば真剣になって自分達がしなければ
  ならない仕事を考え直してみることが必要だと思う。

  第一に、最低限お客様に迷惑をかけないこと。
  
  産地同士の競争も結構。 戦略的な潰し合いも仕方の無いことだとしても、最低限
  守らなければならないのは 『真剣に扱ってくださるお店、お客様』 だと思う。
  今現在、高値で買い、使ってくださるお店の皆様には本当に申し訳なく思う。
  最盛期からすれば品質は確実に落ちている。 それを使わなければならないことを
  思うと、生産者の一人として言いようの無い思いがこみ上げてくる。

  今年春からの 『馬鹿相場を作ったのは誰だ』 と言いたくなる。
  
  少しでも役に立てばと思いながら今日も少量だが出荷させてもらいます。そして
  できる限り出荷は続けます。 『もういいよ』 と言われるまで頑張ります。 
  
by taka1562t | 2009-11-29 05:38 | かすみ草

本日出荷9ケース

■ 11月17日 本日のカスミソウ出荷9ケースでした。

■ カスミソウの価格はえらく安くなってきました。 それにもめげず出荷はまだまだ続きます。
  なぜなら、まだまだハウスに残りのカスミソウがあるから・・・・。そして順次開花しているから。
  開花するカスミソウがある限り出荷は続きます。 

■ 昨年のことを考えればまだ1ヶ月は出荷が続くはず。 昨年はクリスマスまで出荷が続いていた
  のだから夢の話ではない。 強い霜が無いことと、大雪の無いことを祈りながらの作業は
  続きます。
  終了したハウスは今度の晴れの日には屋根ビニルをはずします。その数4棟。 収穫中と
  冬越しのハウスを含め9棟は残ります。 この後どのくらい出荷できるか? 楽しみです。

■ サンゴミズキ、ユーカリの出荷が並行して続いています。 サンゴ、ユーカリ共に昨年とは
  違った価格帯で販売して頂いているようです。 本当に有り難いことです。 選別をしっかりして
  出荷を続けたいと思います。 
by taka1562t | 2009-11-17 21:09 | かすみ草
■ 11月6日  雪が降ってもカスミソウは元気です。 バッチリ咲いています。

■ 昨日5日 出荷は20ケース スノーベール アルタイル ポラリス でした。
  この3品種は当分(12月上旬)出荷が続きます。 ハウスに残っているものも開花モードに
  入っているので、この後少しでも日照が多くなれば寒さの中でも問題なく開花し、出荷が
  可能になります。 強い霜にだけやられないように注意しながらの管理、採花がしばらく
  続くことになります。
  
■ 仕事はまだまだ終わらないのですが来年に向けての課題が少し見えてきたように思います。
  
  ① 出荷量の平準化に対する取り組み
  ② 定植時期と品種のミスマッチの解消 (時期別品種の選定) 
  ③ 出荷時期の拡大に対する取り組み (他産地とのバッテングを恐れない)
  ④ 出荷開始から最終までの基本品種(主力品種)の確定
  ⑤ 新規栽培者を増やすための取り組み
  ⑥ 次世代品種の研究 (試作品種の栽培、及び細部に渡っての観察 検証)
  ⑦ 農薬散布回数をさらに減らすための取り組み

  ①と②はほぼ見通しはついている。
  ③は今までは5月20日が出荷開始の目安だったが22年は1週間早めるための取り組み
    をする。 (結果を見ながら将来は5月5日からの安定継続出荷を目指す)
  ④は現在の状況ではアルタイルがその候補になる。21年もALはほとんど切れ目の無い
    出荷が続いている。 できれば他にもう1品種欲しい)
  ⑤新規に3名が栽培希望を言って来ている。 本格加入してくれるようサポートしたい
  ⑥は各種苗メーカーさんにお世話になりながら自分達に栽培可能な品種、または特徴ある
    品種を探したい。
  ⑦はすでに昨年よりは3割減に近い散布回数になっているが、さらに減らしたい。
    スリップス、オオタバコガ、ヨトウムシの防除をを除き成育後半の薬剤散布は不要に
    なっている。 一部に見られるうどん粉病、ダニに対する対策を成育中期までの防除で
    解決できるようにしたい。 (うどん粉病は定植から30日までの目安で防除、ダニは
    天敵利用で解消したい) これも21年で部分的に解決している会員もいるので今後
    検討を重ね、会員みんなのものにして行きたい。

■ 会津では高冷地の方たちによって作り上げられた、カスミソウ産地だが今後は自分達が
  次世代のカスミソウ産地になることを目指したい。(私の勝手な夢かも知れないが)
  そのためには他産地の動向に振り回されない自分達の世界を作って行きたい。
  出荷時期の拡大、出荷量の平準化はそのために重要な要素であり、結果起きるであろう
  他産地とのバッテングを恐れることはしない。日々販売に努力して頂いているお店の方々
  または市場様のご指導を仰ぐことはもちろんのことだが、何より自分達のやって行かなければ
  ならないことを明確にして問題の解消に努めながら拡大、増産を目指したい。

  夢は限りなく広がっていく。

  
by taka1562t | 2009-11-06 06:31 | かすみ草

雪が降って来ました

■ 11月3日 ついに雪が降ってきました。 2日はとても寒い一日でした。

■ 昨日2日は朝から採花しましたが、ハウスの中もとても寒く早めに採花を終了し
  その後調整も早めに終わり、たまっていた用事を済ませるため会津美里町役場新鶴支所
  そして今回実施している『杉林の間伐事業』の関係者宅を訪問し、事業同意書の作成と
  事業範囲の説明確認をして範囲を確定するために午前中から午後まで時間を費やして
  しまいました。 同じ集落で生まれ育った方たちなので、今は離れ離れになっているとは言え
  山で生活していた頃の思い出話が弾み、なかなか本題に入れず思いのほか時間が
  かかってしまいました。 夕方帰宅し、朝調整して出荷に足りない本数だけを採花調整し
  明日の出荷準備をしていつもより早めに作業を終了して休むことにしました。

■ 先日、(10月31日) 台風で倒された木の片付けに磐梯町の姪の嫁ぎ先に行って来ました。
  倒れた木は予想外の大木で、今まで私が伐採したことのない太さのナラノキでした。
  株元の直径は50cmをゆうに超え、根元から枝分かれまでの長さは10m弱あり
  枝張りも大きく、また倒れるついでにそばにあった栗の木を2本押しつぶすように倒れ
  その先に祭られていた隣家のお稲荷様の祠の屋根を直撃していました。 枝がホウヅエの
  ようになり祠を押しつぶしていなかったのが幸いでしたが、どこから手をつけてよいやら
  判らないような有様で正直ビビッてしまいました。
  お稲荷様にお供えをしてお参りし祠に木を掛けてしまったお詫びと作業の無事を御願いして
  から作業に入り3時間ほど掛けてようやく無事作業は終了しました。
  他にも屋敷林の中には大木が2本倒されていましたが1本は処理できたものの残り1本は
  あまりの大木に手に負えず ギブアップしてしまいました。 (根元径90cm枝下8m位)
  木の種類は私達の山には無い木で100年を超えると思われるような木でした。
  かつては屋敷林として順番に薪を取ったり、木の葉を集めて堆肥にしたりと折々に利用し
  併せて防風林の役目も担っていたのだろう。 それがここ50年ほどは、ほとんど木を切った
  様子が無い。放置された林は木が育ち過ぎ、土地自体がその木を支えられる力を
  無くしている。 どこにでも見られる山の現状の縮図を見たような気がした。

  原始からの山は寿命が来た木は枯れ、倒れそこに新しい木が育ち、自然と更新を繰り返し
  その土地にあった林相になっているのだが、一度人間が手を入れ人間の都合で樹種を
  選んで切り、または育てた山は人間が手を抜いていると思わぬところでお返しをして来る。
  今回倒された木、その周りの木を1本1本見ているとそんな想いが強くなってくる。
  人間は山の都合を聞かず、自分達にのみ都合の良い使い方をしてきた時代があった
  のでは無いだろうか。 そして近年は山に入る事も無く放置し手入れをしてこなかった。
  もっと酷いのは山を不要物の捨て場にさえしてきた。  もっと人間は自然に対し山に対し
  謙虚でなくてはならないのではないだろうか? 幾世代と無く山を(林を)利用し、恵みを
  もらって生きてきたはずだと思う。 そして私達の世代は山から去ってしまい山を省みな
  かった。そんなツケを間もなく払わされる時代が来るような気がする。
  いやもう来ているのかも知れない。自分達が本当の『山の声』を聞けないでいるだけ
  なのかも知れない。
  
by taka1562t | 2009-11-03 04:51 | 日々の記録